中田翔「また戦える、本当にありがたい」「中日の6番は中田だと言ってもらえるように」入団会見で抱負

 中日入団が決まり、記者会見する中田翔。右は立浪監督(提供・共同通信社)
 中日入団が決まり、記者会見する中田翔内野手
 中日入団が決まり、記者会見する中田翔。右は立浪監督
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 中日への入団が決まった中田翔内野手が6日、名古屋市内で立浪和義監督とともに入団会見を行った。

 中田は「また、戦える環境、チャンスをいただいて、本当にありがたいと思っている。今はフレッシュな気持ち。一から頑張りたい気持ちでいっぱいです」と初々しい笑顔で語った。また、立浪監督からは「一緒に頑張ろう」と声をかけてもらったと言い「自分には迷いがなかったので、チャンスをいただける、よし、やろうという気持ちになりました」と振り返った。

 また、背番号「6」については「今まで中日の中でも素晴らしい先輩方がつけてきた番号。それに恥じないように自分もしっかりと意識してやっていきたい」と気合。「最終的には中日の6番は中田だと言ってもらえるように、一生懸命に頑張りたい」と意気込んだ。

 背番号「6」は大阪桐蔭の先輩、平田良介氏から引き継いだものでもある。「尊敬できる先輩で、高校時代からずっと平田さんを越える気持ちで頑張ってきた。先輩がつけていた番号でうれしい。もっと活躍して6番は中田という印象をつけたい」と目標を掲げた。

 中田は、FA宣言期間の最終日となる11月14日にオプトアウト権を行使し、巨人と残っていた2年の契約を破棄。今月2日には、東京都内で立浪和義監督らドラゴンズ側と初交渉に臨み、翌3日に中日側に入団する意思を正式に伝えた。

 中日は今季、球団史上初となる2年連続の最下位に終わった。リーグワーストの得点力不足は深刻で、個人の目標を聞かれた中田は「一番は打点です」と宣言。「本塁打も40~50発打てればそれに越したことはないが、打点は犠牲になってくれる選手もいることを含めて魅力を感じている」とこだわりを口にし、打点王については「もちろん毎年狙っているタイトル」と話した。

 また、前夜には柳裕也投手と食事し「優勝に対して貪欲に話していた」と刺激も受けた。柳は5日、自身のインスタグラムに、中田と肩を組んだ2ショット写真を投稿していた。

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