環太平洋大がコールド勝ちで8強入り プロ注目最速148キロ左腕・徳山一翔が7回1失点11Kの好投「ドラフト1位でプロに」

 力投する環太平洋大・徳山(撮影・佐藤厚)
 三振に仕留め、吠える環太平洋大・徳山(撮影・佐藤厚)
7回、楠本(左)は中前に2点適時安打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「明治神宮大会・大学の部・1回戦、環太平洋大8-1東農大北海道オホーツク」(16日、神宮球場)

 2年連続7回目の出場の中国・四国三連盟代表・環太平洋大が北海道二連盟代表・東農大北海道オホーツクに快勝し、8強入りを果たした。プロ注目の左腕・徳山一翔投手(3年・鳴門渦潮)が先発し、7回4安打1失点、11奪三振の好投。「ボールを低めに集めることができた。変化球と直球のコンビネーションで打者の的を絞らせずに投げることができた」と振り返った。

 初回はいきなり先頭に死球を与えるなどで1死一、二塁のピンチを招くも直球で2者連続三振に斬り、ピンチを脱した。「ボールが滑っていた。もっとロジンをつけるとか工夫ができた」と反省。二回以降も三振を量産。特に11つの奪三振のうち9つの決め球となった直球は球威が衰えることはなかった。

 高校時代は最速138キロと注目を浴びる投手ではなかった。「なにか変えないといけない」と危機感を感じた左腕を覚醒させたのが徳島にある「インディゴコンディショニングハウス」だ。高校野球引退後からこの施設へ通い始め、高校卒業時には最速148キロにまで進化。「ウエートトレーニングや軸足の蹴る感覚を教えてもらった」と今までにない感覚をつかみ、一気に成長を遂げた。

 今秋のリーグ戦で自己最速を更新する151キロを記録。「ドラフト1位でプロに行きたい」と1年後の姿を見据えた左腕。ここからさらに進化を遂げ、夢を現実にする。

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