大阪桐蔭・中野大虎“猛虎魂”で好救援 真っすぐ勝負で3回0封 秋季近畿大会3年連続“アレ”王手
「秋季高校野球近畿大会・準決勝、大阪桐蔭4-0京都国際」(3日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
準決勝2試合が行われた。大阪桐蔭は京都国際を4-0で下し、史上初の3年連続秋季近畿王者へあと1勝とした。七回から登板した中野大虎(だいと)投手(1年)が3回3安打無失点の好投で試合を締めた。
虎が38年ぶりの日本一へ突き進む中、大阪桐蔭にも“猛虎魂”を持つ選手が現れた。最速149キロ右腕の中野が近畿大会初登板で好投。「猛虎魂を意識しながら自分の勢いのあるピッチングをしようと思いました」と力投を振り返った。
3点リードの七回に出番が来た。「1球目から飛ばしていこう」と1回戦、準々決勝と出番がなかった鬱憤(うっぷん)を晴らすような投球を披露。九回は先頭から2者連続で安打を浴びるも、三振を2つ奪うなど最後まで直球で押し込み、得点を許さなかった。
私設応援団に所属するほどの虎党だった祖父の影響で阪神ファンの中野。名前の“虎”も、もちろん阪神からきている。帽子のつば裏に猛虎魂と書き込む右腕は、好きな選手に藤川球児氏を挙げ「伸びて高めに浮くストレートがすごい」と笑顔を見せた。
西谷浩一監督(54)も中野の力投を評価。「気持ちで投げる子。ボールが上ずったり、ばらつくのも僕がバッターだったら嫌だなと。まだ1年生なので荒々しく投げてくれたら」と目を細めた。
史上初の秋季近畿大会3年連続“アレ”へ王手となった常勝軍団。中野は「大阪桐蔭に入ったからには日本一になりたい」と偉業達成後のさらなる先の目標を見据えていた。
◆中野 大虎(なかの・だいと)2007年6月18日生まれ、16歳。大阪府和泉市出身。180センチ、81キロ。右投げ右打ち。投手。5歳からソフトボールを始め、小6から大阪泉州ボーイズに所属。中学では浜寺ボーイズに所属。大阪桐蔭では今秋に初めてメンバー入り。球種はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ。最速149キロ。



