ロッテがサヨナラ勝ちでファーストS突破!劇打の安田「一丸となって戦えた」起死回生3ランの藤岡「一気に3点を」

 10回、サヨナラの右越え適時二塁打を放ちガッツポーズを決める安田(撮影・開出牧)
 10回、右中間にサヨナラ打を放ち、吉井監督らに祝福される安田(撮影・佐々木彰尚)
 10回、安田の適時二塁打で本塁に生還する一塁走者の岡(左は嶺井)=撮影・伊藤笙子
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 「CSパ・ファーストS・第3戦、千葉ロッテマリーンズ4-3福岡ソフトバンクホークス」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテがサヨナラ勝ちでファーストS突破を決めた。3点を追う延長十回、怒涛の大逆転劇で本拠地は興奮のるつぼと化した。

 延長十回、無死一、二塁から藤岡が津森の初球をとらえると、打球は高々と右翼へ舞い上がった。「一気に3点取れるように頑張りました」と一発を確信したかのように、右手人さし指を突き上げながら走り出した藤岡。打球は右中間席に飛び込み、起死回生の同点3ランだ。

 さらに2死一塁から安田が右中間へサヨナラ打。一塁走者の岡が懸命にホームから頭へ飛び込み、藤本監督のリクエストでも判定が覆ることなくサヨナラ勝ちを決めた。

 「本当に声援の力で打てた。この球場でCSができて幸せな気分」とお立ち台で興奮を隠さなかった安田。「チームが一丸となって戦えたと思います」と力を込めた。

 直前には沢村が2死までこぎつけるも周東に中前へ先制の適時打を浴びた。さらに続く川瀬には左中間を真っ二つに破られて2点目を失い降板。後を受けた坂本が柳田にタイムリーを浴び、まさかの3連続適時打で3失点となった。

 打線はソフトバンクの投手陣の前に沈黙。九回には2死二塁と一打サヨナラの好機を作るも、佐藤都がソフトバンクの守護神・オスナの前に空振り三振に倒れた。犠打で進めても走者をかえせず、強攻策では走者を進められないなど、チグハグな攻撃も響いたが、最後の最後で最高のドラマが待っていた。

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