楽天が大量11選手に戦力外通告 西川、塩見、横尾ら血の入れ替え 西口には育成契約打診 西川は現役続行希望「ファンに申し訳ない」

 楽天は11日、西川遥輝外野手、塩見貴洋投手、横尾俊建内野手ら計11選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 通告を受けた選手は以下。

 支配下…塩見貴洋、高田萌生、石橋良太、西口直人、小峯新陸、横尾俊建、西川遥輝

 育成…佐藤智輝、引地秀一郎、福森耀真、エスタミー・ウレーニャ

 西川は21年オフに日本ハムを自由契約となり、22年に楽天入り。同年は108試合に出場し、打率・218、7本塁打37打点19盗塁をマーク。ただ、今季は35試合に出場し、打率・181、1本塁打、4打点にとどまっていた。

 西川は「何もできなかった2年間だったので、イーグルスファンの方たちに申し訳ない2年間でしたけど、今後の人生のプラスになるようにしていけたらなと思います」と謝罪。現役続行を希望した。

 10年ドラフト1位の塩見は通算150試合に登板し46勝57敗で防御率3・80。ルーキーイヤーの11年に9勝。14、16年にはそれぞれ8勝をあげるなど、主に先発として活躍したが、ここ3年は勝ち星がなく、今季は9月21日の西武戦の1試合に登板。4失点で敗戦投手となっていた。今後について、検討中とした。

 西口は9月中旬に右肘の手術を受けたため、育成契約を打診する方針。昨季は61試合に登板し、防御率2・26。今季は26登板で防御率4・56だった。

 楽天は前日10日、ロッテとの最終決戦で敗れて4位が確定。2年連続でCSを逃し、石井監督も退任する見通しとなった。チームは改革に着手し、来季へ向けた“血の入れ替え”を敢行した。

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