花巻東・佐々木麟太郎が米国大学留学 決断理由を明かす「夏を通して結果が出ず最後の最後まで迷った」「自分の意志で決めた」

 履正社にコールド負けし、引き揚げる花巻東・佐々木麟太郎(中央)
 履正社にコールド負けで試合を終えた花巻東・佐々木麟太郎
 三回、フルスイングを見せる花巻東・佐々木麟太郎
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 「鹿児島国体・1回戦・高校野球、履正社9-1花巻東」(10日、平和リース球場)

 花巻東は履正社に七回コールド負けを喫した。試合後に佐々木麟太郎内野手(3年)は、米国の大学への進学を目指すと明言した。

 具体的な大学名などは未定とし、「上を目指せるように一から練習を重ねたい」と決意表明した。

 怪物スラッガーがついに決断を下した。今夏最も進路に注目が集まっていたが、米国の大学進学か、プロ志望届提出の“二択”の可能性が浮上していた。夏の甲子園で8強敗退から1カ月半、これだけプロから注目を集めた男としては異例の道を選択した。

 決断の理由も明かした。今夏の公式戦はけがの影響もあって、本塁打を打てず。「夏を通して結果が出ずに、最後の最後まで迷ったが自分の意志で決めた」とし、「野球だけじゃなく、人間的にも成長したい」と前を向いた。

 この日は「3番・一塁」で先発出場。第1打席は遊ゴロ併殺、第2打席は履正社のプロ注目左腕・福田に151キロ直球で空振り三振に倒れた。1-4の五回1死一、二塁で迎えた第3打席は四球。1-9の七回1死一、二塁の最終打席は右翼に打球を運ぶも、二塁走者が三塁でアウトとなり、ライトゴロとなった。

 今夏の甲子園敗退後には「まだ全く考えていないので、岩手に戻ってからゆっくり決めたい」と話すにとどめていた。ギリギリまで悩みに悩み抜き、決断を下した。

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