プロ野球選手会 NPBと先発投手の登録日数加算で大筋合意

 プロ野球選手会と、日本野球機構(NPB)の事務折衝が4日、都内で行われた。先発投手のFA権取得における救済措置について議論し、新たに特例で日数加算される制度の導入が大筋合意。来季から適用見込みだが、今季からの適用を求めて継続交渉を続ける。

 今回の制度では先発投手が登板後に抹消され、14日以内に再び登録、先発した場合は計7日間の登録日数が加算される。前回9月11日の事務折衝には巨人・菅野、ヤクルト・小川が加わり、異例の形で直接交渉の場に立った。選手会の森忠仁事務局長は「ほぼほぼ要求を受け入れてくれる方向になった。選手が出てきたかいがあった」と効果を口にした。

 先発特例以外には、支配下選手の育成再契約問題や、WBC出場選手の年俸保証などについても議論された。

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