西武・山川の不起訴処分にプロ野球選手会が声明 「客観的事実に基づく慎重なご対応を」「相手方への和解金支払いはない」

 日本プロ野球選手会は30日、昨年11月に都内のホテルで知人女性に性的暴行をしたとして強制性交の疑いで書類送検されていた西武の山川穂高内野手(31)が不起訴処分となったことを受け、森忠仁事務局長が談話を発表。メディアやファン、球団に対して客観的事実に基づく慎重な対応をするよう求めた。

 「不貞行為について特にご家族との関係で反省すべき点はあるものの、本件選手(山川)から相手方への和解金などの支払いはなく、相手方から警察に申告された事実関係について、相手方の言い分を認定する証拠は認められないとの判断がなされています」と切り出し、これまでの客観的事実に基づかない報道やSNS投稿により、西武や親会社にまで客観的根拠のないクレームが寄せられていることを明かした。

 ただ、山川が不起訴処分となったことを受け、「メディア、ファンの皆さま、埼玉西武ライオンズ球団におかれましては、客観的事実に基づく慎重なご対応をいただくことを求めたく存じます」と続け、「本件選手が再びグラウンドでプレーできるよう、静かに見守りいただきますようお願いいたします」と締めくくった。

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