DeNA 阪神戦5連勝締めでCS決定 五回に大ピンチも三浦監督の采配ズバリ「若い2人に任せた」

 「横浜DeNAベイスターズ5-3阪神タイガース」(29日、横浜スタジアム)

 勝利への執念に、選手への信頼が重なっていく。ベンチに残った中継ぎ陣は2人。総力戦で、DeNA・三浦大輔監督(49)は懸命にタクトを振った。「回が浅かったので若い2人に任せた」と宮城、石川も“一発快投”。全員でつかんだ大きな白星で王者・阪神へ、CSでの恐怖を植え付ける5連勝締めとなった。

 正念場は逆転に成功した直後の五回だ。点差は1点。先発・石田が踏ん張れず、1死満塁のピンチで降板を決断した。大山へは右腕・宮城を、佐藤輝へは左腕・石川を投入。それぞれが三振に仕留め、一人一殺で難所を切り抜けた。

 さらには六回から伊勢が1回1/3を、エスコバーも1回1/3を投げるなど、いずれも回またぎ。現在、右足の張りを訴えてベンチ外が続く守護神・森原の穴を、三浦監督が何度も言葉にしてきた「全員」で戦い、埋めた。

 スタンドを埋め尽くした本拠地で、勝ってつかんだ2年連続CS進出の切符。まずは下克上への挑戦権を得た。だが、三浦監督率いるチームの目標はまだずっと高みにある。「CSが決まっただけ。目標は変わらない」。残り3試合で、2位・広島とは1ゲーム差。本拠地でのCSファーストS開催へ。大歓声が待つ場所へ、必ず帰ってくる。

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