オリックス・森 初日本一へ 移籍初Vの次はCS初突パ 西武時代は4度CS敗退

 オリックスの森友哉捕手(28)が21日、自身初のCS突破を決め、悲願の日本一達成を成し遂げたいと誓った。「ここまで来たからには日本一を取りたい」。西武時代は4度、CSに出場するも突破できなかった。移籍1年目で初の景色を見たい。

 西武では17年から19年、そして昨季とCSに出場。18、19年はリーグ優勝を果たしながらも、CSファイナルSで敗退した。「(優勝した)2回とも日本シリーズに行けていない。今回は勝って、日本一になりたい」。強い思いを口にした。

 130試合目でリーグ優勝を決め、残りは13試合。「残りの試合もしっかりと課題を克服しながら、いい状態でCS、日本シリーズを迎えられたら」。当然、今後も手を抜くことはない。最後の目標に向かって、一戦必勝の姿勢を貫くだけだ。

 この日は大城や小田など、走塁や守備のスペシャリストの出場選手登録を抹消した。「(試合の)後半から出ていたメンバーはファームの試合に出てもらう」と中嶋監督。1軍で途中出場の多い選手の出場機会を確保し、2軍からは若手を昇格させてチャンスを与えるようだ。

 3連覇を達成し、ここからは日本一を目指す。59年ぶりに関西球団が同年優勝し、日本シリーズでの関西ダービーも期待される。森は「だいぶ気が早いですね」と笑いながら、「そうなるといいですね」と言った。絶対王者は残り試合も全力を尽くし、最後の頂をつかむ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス