青学大 延長十回タイブレークで国学院大に先勝 今秋ドラ1候補の常広は九回のピンチで登板「勝ててホッとした」

 試合後、タッチを交わす好リリーフを見せた常広羽也斗(左)先発登板した青学大・下村海翔(撮影・堀内翔)
 9回途中から登板して同点に追いつかれ肩を落とす青学大・常広羽也斗(撮影・堀内翔)
 10回、走者一掃の適時三塁打を放ちガッツポーズをする青学大・西川史礁(撮影・堀内翔)
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 「東都大学野球、青学大10-6国学院大」(18日、神宮球場)

 青学大が延長十回タイブレークの末、国学院大に先勝した。今秋ドラフト1位候補に挙がる常広羽也斗投手(4年・大分舞鶴)は3番手で登板し、1回2/3を無安打無失点、1四球3奪三振だった。

 6-3の九回、1死満塁のピンチで登板。「九回は気持ちが先行して力みがあった」と、押し出し四球と二ゴロ失策で同点に追いつかれたが、勝ち越しは許さなかった。

 延長に突入し、味方に4点の援護をもらうと、十回は圧巻の投球だった。無死一、二塁から始まるタイブレークで2者連続三振。最後は右飛で試合を締め、「十回は4点差ついていて良い意味で楽に投げられた。勝ててホッとした」と頬を緩めた。

 打線は同点の十回無死満塁で4番・西川史礁(みしょう)外野手(3年・龍谷大平安)が、右越え3点適時三塁打を放つなど、一挙4得点。「次のバッターにつなげようと思った結果、初球から持ち味のフルスイングができた」と、4番の仕事を果たした。

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