原巨人が屈辱的な大敗 早々に本拠地のスタンドは空席が目立つ事態に 戸郷のKOに原監督「そうですね」と厳しい表情

 5回、戸郷(20)を交代させる原監督(撮影・金田祐二)
 5回、原監督(左)に交代を告げられ降板する戸郷(撮影・吉澤敬太)
 ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・金田祐二)
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 「読売ジャイアンツ1-8阪神タイガース」(25日、東京ドーム)

 屈辱的な大敗だった。全くあらがうこともできず、早々と阪神戦3年連続の負け越しが決まった。大差がついた終盤、ファンが続々と本拠地を後にし、スタンドは空席が目立った。

 先発したエース・戸郷が背信投球の大誤算。五回途中10安打を浴び、プロ入り後ワーストタイの6失点で降板。相手に簡単に主導権を手渡した。右腕は本来の状態ではなく原監督は「そうですね」と険しい表情を浮かべる。

 打線は三回に相手の失策が絡んだ1得点のみ。同じ東京ドームでの4月12日・阪神戦で7回完全に抑え込まれた村上にまたてこずり、本塁が遠かった。指揮官は「初打席、2打席というかね。早いイニングの中で仕かけられるようにならないとね」と厳しい表情で嘆いた。

 連勝は3で止まり、再びBクラスの4位に転落した。次戦に向けて原監督は「また、頑張ります」と精いっぱい言葉を絞り出した。

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