巨人・原監督 右肘張りの菅野は2軍戦から再始動の方針示す「あれだけ時間を与えて投げられなかったわけだから」

 全体練習前にナインへ訓示する原監督
 全体練習前にナインの前で訓示する原監督(中央)
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 巨人の原辰徳監督が28日、右肘の張りで開幕ローテ入りが絶望的な状況となっている菅野智之投手について、2軍での登板から再始動させる方針を示した。右腕が開幕を1軍メンバー以外で迎えることになれば、2013年のプロ入り以降初めてとなる。

 この日は東京ドームで1軍の全体練習が行われ、菅野も参加。キャッチボールなどで汗を流した。18日の日本ハムとのオープン戦で右肘の張りのため、1回1失点で緊急降板して以降も1軍での調整を続けているが、指揮官は「2軍で放るでしょう。あれだけ時間を与えて投げられなかったわけだからね。それはやっぱりファームで投げてもらわないとね。だいぶ本人は良くなっているって言っているけどね」と右腕の今後について言及。復帰登板のメドが立っても、“ぶっつけ”での1軍登板ではなく、2軍での登板から再始動させる方針を明かした。

 巨人の開幕ローテはビーディ、グリフィン、赤星、戸郷、メンデス、横川の並びになることが有力。WBCでの激闘を終えたばかりの戸郷はこの日、ブルペンで投げ込みを行い、調整した。原監督は戸郷について「今日は多く投げている。たぶん、かなり放ったと思う。80以上、100(球)ぐらいは放ったと思うよ」と話した。

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