巨人・原監督がブリンソンの怠慢走塁を一刀両断「非常に恥ずかしいプレー」「私自身の指導不足」

 敗戦が決まった瞬間、うつむきながらベンチ裏へ向かう原監督(中央)=撮影・立川洋一郎
 8回、投手交代を告げ、ボールを放り投げベンチへ戻る原監督(撮影・棚橋慶太)
 11回、岡本和(右)が捕邪飛に凡退し、厳しい表情を浮かべる原監督(撮影・西岡正)
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 「読売ジャイアンツ2-5阪神タイガース」(9日、東京ドーム)

 巨人は阪神に連敗し、99試合目で自力優勝の可能性が消滅した。原監督は「非常に恥ずかしいプレーでしたね」とブリンソンの怠慢走塁を一刀両断した。

 「申し訳ないね。われわれの指導不足だね。本当に志す少年達にも、すべての野球人に対して、なんていうか、私自身の指導不足ということですね」

 五回1死からビーズリーの直球を捉え、打球はセンター後方へ高々と舞い上がった。一発を確信した助っ人はバットを放り投げ、ゆっくりと“確信歩き”を見せた。しかし打球はフェンス最上部に当たって近本のもとへ。ボールは二塁へ送球され、ブリンソンは一塁に釘付けとなった。

 滞空時間が長かっただけに、間違いなく長打となっていた打球。その後、2死から門脇の安打で三塁まで進んだが…二塁にいれば先制点が入っていた確率が高かっただけに、痛いミスとなった。

 延長戦の末に敗れ「3点目が重かったってところですね」と振り返っていた。

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