両軍計7発の殴り合いを制した楽天・石井監督「終盤はもつれたけど、いい展開になった」

 9回、勝ち越し2ランを放った浅村を迎える石井監督(右)
 8回、打席にポランコを迎え降板した則本(右)=撮影・開出牧
 9回、左越え2ランを放つ阿部(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-7楽天」(16日、ゾゾマリンスタジアム)

 楽天は両軍計7発が飛び出す乱打戦を制した。石井監督は「終盤はもつれたけど、いい展開になった」と振り返った。

 浅村のバットが火を噴いた。八回にロッテ・ポランコが、この試合3本目のホームランを放ち、同点とされた直後の九回。2死一塁から右翼席への18号2ラン。この試合2本塁打を含む5安打4打点と大暴れの主砲について指揮官は「勢いづけてくれた。よかったと思います」とたたえた。

 先発の則本も、勝ちこそつかなかったが、7回1/3を2失点の力投。「しっかり八回途中までもってきてくれた」と評価した。

 前夜は最大4点差をひっくり返されての逆転負けを喫し、大型連勝がストップしていた。この日も流れがめまぐるしく変わる展開になったが、一丸となって大きな1勝をつかみ取った。

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