巨人・岸田 代打サヨナラ弾もキョトン「え、入った」 阿部ヘッドから「ホームラン狙ってこい」に満点回答
「巨人2-1阪神」(30日、東京ドーム)
一塁を回った巨人・岸田行倫捕手(26)はキョトンとした表情を浮かべていた。「え、入った」。自らも驚きのプロ2発目は値千金の代打サヨナラ弾。チームの連敗も3で止め、お立ち台では「最高にうれしいでーす!」と喜びを爆発させた。
1-1の延長十回2死から代打で登場。加治屋の外角カットボールを捉え、右翼席最前列に突き刺した。打席に入る前にはベンチ裏で阿部ヘッドコーチから「ホームラン狙ってこい」とゲキを飛ばされたという岸田。「思い切っていった結果がこういう形になった」と胸を張った。
原監督も「なんか日頃の努力が実を結んだというかね。伏兵がね、大きな仕事をしてくれた」と称賛。普段はベンチを温めることも多いムードメーカーが一振りで主役に躍り出た。





