首位浮上貢献のDeNA・バウアー 連続試合被本塁打が7でストップに喜び「ノーホームラン!!」 安堵?「お腹すいた」

 阪神戦に先発したバウアー
 7回、降板するバウアー。左は三浦監督(撮影・金田祐二)
 力投するバウアー(撮影・金田祐二)
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 「DeNA5-3阪神」(25日、横浜スタジアム)

 DeNAが阪神に3連勝でついに首位に浮上した。横浜スタジアムでの阪神戦は実にこれで13連勝。貯金12は三浦政権で最多、前回リーグ優勝の98年以来となった。

 先発のサイ・ヤング賞右腕、バウアーが粘りの投球をみせ、7回途中3失点で5勝目をマーク。これまで来日初登板から7試合連続で被本塁打を許していたが、この日は本塁打はなし。試合後の取材では「ノーホームラン!!」と喜んだ。

 大役を終え「率直な感想はお腹すいた。ご飯を食べたい気持ち」と切り出すと、「金曜日の今永、昨日の東と完投できて、今日はノーヒットノーランでもしないといけないんじゃないかといういいプレッシャーがあった。タフな試合だった。調子自体はあまりよくないかなと思った中で、なかなか苦しかったが、その中でも試合を作って、チームが勝てたというところが1番よかった」と明かした。

 初の被本塁打なしには「今日のような内容よりは9回を投げてソロホームラン1本という方がいいなとは思うんですけど、今日のような試合でホームランを打たれていたら、おそらく複数の点になっていたと思うので、そういった意味ではホームランがなくてよかったなと思います」と、冷静に振り返った。

 これでチームは首位に浮上。今後も鍵を握ってきそうなサイ・ヤング賞右腕は「こうやって優勝争いや重要な戦いをしていく上で大事な事は、やっぱり自分たちのできることに集中していくこと。注目度が高まれば、報道やSNSだとか、それに伴っていろいろな要素が入ってくると思うんですけど、自分たちのやるべきことに集中する、ストライク先行するとか、いい打席にするとか、そういうことに集中していくことが優勝を狙っていく上で1番大事なことだと思います」と、説いた。

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