日本ハム・清宮「もっと大事な場面で」復帰後初アーチも敗戦 新庄監督は量産予想「掴んだ」

 9回、右越え2ランを放つ清宮(撮影・伊藤笙子)
 3回、セカンドへの適時内野安打を放った清宮(左)=撮影・伊藤笙子
 3回、セカンドへの適時内野安打を放つ清宮(撮影・伊藤笙子)
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 「ロッテ6-5日本ハム」(25日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムの清宮が3点を追う九回、ロッテの益田から2ランを放った。左脇腹の肉離れから復帰後初アーチ。チームは連敗を喫したが、土壇場で意地を見せた。

 この回、1死三塁で迎えた打席。1-1から3球目、149キロの直球を捉えた。高々と上がった白球は、そのまま右翼スタンド消えた。本塁打は4月9日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来、77日ぶり。この1本で6試合連続安打と好調を維持している。

 新庄監督も敗戦後、「清宮君の良いホームランを見られたので。これで乗っていける」と評価。「角度がね、今日で掴んだと思う。ホッとしているんじゃないですか」と、次戦以降の本塁打量産を予想した。

 久々の一発に清宮も「うまく打てました」と自賛。「自分自身、あまり調子がいいとは思っていないんですけど、そんな中でもこう出ているのはいいことかなと思います」とし、まずは連敗ストップに向けて「もっと大事な場面で打ちたいというのがあるので、まだまだですね」と前を向いた。

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