DeNA・バウアーほえた!3安打1失点12K 来日初の中4日&初完投
「DeNA2-1日本ハム」(14日、横浜スタジアム)
マウンド上で力強くほえた。1点リードの九回2死三塁。DeNAのトレバー・バウアー投手(32)は1-1から加藤豪をこの日最速の156キロで追い込む。最後はスライダーで見逃し三振に仕留めると、感情を爆発させた。
来日最多12奪三振で来日初完投勝利。交流戦3連勝で4勝目を挙げた。お立ち台では開口一番、日本語で「ヨコハマ、サイコウチョ~」と、また覚えたての日本語を披露した。
被安打3。来日後、最高の投球だった。七回2死で万波に来日初登板から7試合連続被弾となる左越えソロを浴びた場面以外はゴロの山を築いた。
序盤は速球が140キロ台。「なぜか六回まで(体が)起きていなかった」という。ところが徐々に球速は増し、最後の打者で最速を計測。12奪三振については「三振は(全打者からの三振に)15個足りなかった」と事もなげ。113球の完投にも余力十分だ。
初の中4日での登板。試合前ははだしでファウルグラウンドを走り、「蒸し暑いのはメジャーでも経験があり大好き」。慣れた登板間隔で力を発揮した。
三浦監督は投球を称賛後、次回の登板間隔について「中4日だと試合がないんで。本当に中3日なら(私は)言わないでしょう」とリーグ戦再開する23日以降の登板を示唆。フル回転させたくなる剛腕に目を細めた。





