巨人が3連勝で交流戦首位キープ、セ3位浮上 メンデスが来日初勝利、大勢通算50S 交流戦前まで9差だった阪神との差6・5に

 来日初勝利を挙げ、原監督(左)に祝福されるメンデス(撮影・佐藤厚)
 2回、打者古市のとき、一走川越をけん制で刺すメンデス
 6回、平沼を左飛に打ち取りガッツポーズのメンデス
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 「巨人3-0西武」(13日、東京ドーム)

 巨人が7カードぶりにカード初戦を勝利で飾って3連勝。今季6度目の完封勝ちで、5月25日以来の貯金2とした。6回無失点の先発・メンデスはうれしい来日初勝利となった。九回を締めた大勢は通算50セーブ目をあげた。広島が敗れたため、セ・リーグ3位に浮上した。

 右太もも二頭筋筋損傷の影響で、4月12日・阪神戦以来の登板となったメンデスは初回から安定した投球を披露。二回2死一塁では一塁けん制で一走を刺すなど、流れを呼び込む投球を見せた。

 打線も左腕の力投に応えるように三回には岡本和が先制の適時二塁打、四回には丸がバックスクリーン左横への9号ソロを放ち、試合を優位に進めた。さえらに五回1死一、三塁で5番・大城卓がスクイズを敢行し、成功。5番打者にスクイズを指示する原監督の采配が的中した。

 3点リードの八回はビーディが1死満塁のピンチを招くも、マキノンを遊ゴロ併殺打に仕留め、雄叫びを上げた。

 これで交流戦は8勝5敗で1位をキープ。交流戦優勝を目指す戦いはさらに熱を帯びてきた。さらにセ・リーグ内の争いでも、交流戦前は9だった首位阪神との差を6・5まで縮めてきた。

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