ソフトB・和田毅が交流戦歴代1位タイ27勝目「長くやらせてもらってるので」4打点の甲斐に感謝と謝罪「首振って投げた球が」

 6回途中1失点で5勝目を挙げた和田
 7回、本塁打を放ちガッツポーズする近藤
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 「ソフトバンク5-1巨人」(9日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの和田毅投手が6回途中4安打1失点でチームトップタイの5勝目をマーク。交流戦通算27勝目をあげて、ヤクルトの石川雅規と並ぶ歴代トップタイとなった。

 42歳の和田はキレのある直球と多彩な変化球を武器に巨人打線を翻弄。6奪三振も奪った。ヒーローインタビューでは「前回打球が当たって早く降りてしまったので、なるべく長く投げたいと思ってマウンドに上がりました」と語った。

 初回に無死一、二塁のピンチを迎えたが、秋広を併殺打、岡本和を三振で切り抜けた。「ここをゼロに抑えたら流れが変わると思った。抑えられてよかった」とうなずいた。

 先制3ランなど4打点で援護してくれた甲斐には「拓也が打点上げたら、連勝続いてるので、これは止められないと思って投げました。ただ、岡本選手に首振って投げた球が本塁打に。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、感謝と謝罪を口にした。

 交流戦1位タイの勝利数には「長くやらせてもらってるので、自分もそこまで気にしていない」と語り、「次の登板でまた楽しんでもらえたら。自分も若い選手に負けない気持ちで頑張っています」と、力をこめた。

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