DeNA・バウアーが痛恨のサイン違い 155キロ直球を捕手・伊藤が捕球できず同点 頓宮には勝ち越し弾浴びるもチームは逆転で3勝目

 先発し力投するバウアー(撮影・山口登)
 2回、バッテリーエラーで同点になり、ぼうぜんとするバウアー(撮影・山口登)
 6回、バウアーは頓宮を空振り三振に打ち取り雄たけびを上げる(撮影・山口登)
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 「オリックス2-4DeNA」(9日、京セラドーム大阪)

 3勝目を狙ったDeNAのバウアーが、思わぬミスから同点に追いつかれた。

 二回1死二塁。紅林の初球に155キロ直球を内角に投げ込んだが、捕手・伊藤は反応することができず、ボールがファウルグラウンドを転々とする間に二走・中川圭が本塁を駆け抜けた。

 明らかなサイン違いにバウアーは厳しい表情を一切崩さず、伊藤は苦笑いを浮かべるしかなかった。

 さらに四回には、先頭の頓宮に勝ち越しソロを浴びた。

 これで来日初登板となった5月3日の広島戦から、6試合連続被弾でリーグワーストの合計10被弾となった。最速159キロを計測してはいるが、一発病という難点を隠し切れていない。

 それでもチームは六回に相手ミスに乗じて3点を奪い逆転。バウアーは7回5安打2失点(1自責)で3勝目を挙げた。

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