ヤクルト泥沼10連敗 高津監督は戦力不足嘆く「早くベストな状態に」
「広島3-1ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)
27日に自力Vの可能性が消えたヤクルトが、1分けを挟んで今季ワーストの10連敗。借金は11まで膨らんだ。
「すべての戦力で戦いたいってところができていない。もちろん僕のマネジメントもあるけど、こういう結果を招いてるのは間違いない」。高津監督は戦力不足を嘆く。
先発陣は高橋、山下の両左腕らが2軍調整中。野手は青木、塩見ら主力の離脱が相次ぎ、山田も2戦連続で欠場した。
セ・リーグでは2000年以降、10連敗したチームがリーグ優勝したケースは一度もないが、諦める時期でもない。「早くチームがベストな状態に戻るように」と、離脱者復帰を祈りつつ、昨季全チームに勝ち越した交流戦を復調のきっかけとしたいところだ。