清原和博氏「読んだ時は嗚咽して泣いた」3月下旬に父が他界 逮捕時の手紙の内容明かす 「もう心配せんでいいよ」

清原和博氏
ネット裏から声援を送る亜希さん、父・洋文さん=04年6月撮影
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 プロ野球の西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏が19日、自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」を更新。3月下旬に亡くなった父・洋文さんについて言及した。

 最後にかけた言葉を問われ、「お父さん、すごい心配性だったんで。もう心配せんでいいよっていう言葉が一番安心していた。あと、よく言ってたのが、お前が打つより孫が打つほうが嬉しいって。勝児のセンバツだったんでね。なんとかそれまでは。本当は甲子園に連れていってあげたかった」と語った。

 清原氏が16年、覚醒剤取締法違反で逮捕された時のやり取りも明かした。留置場から、便せんびっしりに「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」という手紙を送ると、弁護士を通じて返信があり、「『やってしまったことは仕方ない。これから頑張れ、父 ・洋文』と一行だけ書いてあって。それ読んだ時は嗚咽して泣いたね」と語った。

 その後は毎回検査するたび、父に報告するのが自分の決めごとだったという。「7年前から病院通うようになった。病院終わりにお父さんに電話するようになって、安心してもらえるし、逮捕されてからのほうがお父さんとの距離が近くなったような。本当の意味で俺も意地を張らずに済んだし。親子になれたような気がした」と語った。

 洋文さんが亡くなったのは3月下旬。慶応高校野球部に所属する清原氏の次男、勝児内野手がセンバツに出場。3月21日の初戦、仙台育英と試合をしたが「甲子園が終わった後に1週間後、父が、容体が急変して亡くなった」と振り返った。

 車の中で語る表情には明るさもあり、「息子のセンバツが終わり、燃え尽き症候群。その後、父親の悲しみに暮れて。気持ちがどん底から上向いてきたかな」とうなずいた。

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