青学大が17年ぶり13度目のリーグ優勝 4本塁打含む15安打10得点と打線が爆発
「東都大学野球、青学大10-1国学院大」(17日、神宮球場)
青学大が2連勝で勝ち点を挙げ、2006年春以来、17年ぶり13度目の優勝を決めた。
初回から打線が爆発した。主将で1番の中島大輔外野手(4年・龍谷大平安)が中前打で流れを作り、後続も続いて1点を先制。なおも2死一、三塁の好機で、6番・初谷健心内野手(2年・関東第一)が右越え3ランを放ち、いきなり4点を奪った。7-0の六回には2番・佐々木泰内野手(3年・県岐阜商)、3番・小田康一郎内野手(2年・中京)が2者連続でソロ本塁打を放つなど、4本塁打を含む15安打10得点で快勝した。
投げては今秋ドラフト1位候補の常広羽也斗投手(4年・大分舞鶴)が6回4安打1失点と好投。2番手・松井大輔投手(4年・県岐阜商)も3回無安打無失点、6奪三振の快投で締めた。
46歳の誕生日に最高のプレゼントをもらった安藤寧則監督は「とにかくうれしい。積み上げてきたものを一番良い結果と言うことでおのおのが出せた。17年ぶりだと思うので、それをよくこじ開けてくれた」と、主将・中島から渡されたウィニングボールを手にうれしそうに笑った。
青学大は6月5日開幕の全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)に出場する。


