今春センバツ出場の龍谷大平安が準決勝進出 山口主将「圧倒して優勝すると」

 「春季高校野球京都大会・準々決勝、龍谷大平安8-4京都共栄」(8日、わかさスタジアム京都)

 今春センバツ16強の龍谷大平安が京都共栄を下し、準決勝に進出した。U18日本代表候補選手強化合宿に参加していた山口翔梧内野手(3年)が先制打を放つなど5打数2安打1打点。目標とする府大会優勝へ向けて順調に勝ち進んだ。

 初回、1死三塁の好機をつくると、3番・山口が打席へ。「2ストライクに追い込まれてからは、切り替えてゴロを打って1点を取りにいこうと思った」と、コンパクトなスイングで鋭い打球を中前にはじき返して、先制点を奪った。

 センバツでは3回戦で昨夏の覇者、仙台育英に敗戦。「全てにおいてレベルの差があった。センバツが終わってからは、打ち方や投げ方など一から見直してやってきました」と悔しさを糧に練習に励んできた。

 2季連続となる甲子園出場へ。「自分たちだけが、京都で甲子園に出ていた。春と夏で他を寄せつけずに、圧倒して優勝するということを意識してやっています」と山口主将。一丸となり、春の頂点を目指す。

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