DeNAが19年ぶり4月の単独首位通過確定!昨年8月以来の6連勝 相手のミスにつけ込みビッグイニング

6回、犠飛で生還した三走・神里(8)をベンチで迎える三浦監督(左)
中日に勝利し、喜ぶDeNAナイン
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 「中日4-7DeNA」(29日、バンテリンドーム)

 DeNAが昨年8月以来の6連勝をマークし、貯金は今季最多の「8」。2004年以来、19年ぶりとなる4月の単独首位通過が確定し、見事な開幕ダッシュを決めた形だ。

 2点を勝ち越された直後の六回だった。1死から牧、桑原の連続死球、関根も四球を選んで満塁の好機を作った。ここからソトが押し出し四球を奪って1点差。さらに山本の犠飛で試合を振り出しに戻した。

 勢いは止まらず代打・楠本、佐野の連続適時打で一気に勝ち越し。相手のバッテリーエラーでダメ押し点まで奪い、一挙5点のビッグイニングだ。

 決勝打となった楠本は「死ぬ気で打ちました。どんなボールにもくらいついてやろうと思っていたのでよかった」。今季、代打では8打点目となり「三浦監督がチャンスの場面で使ってくれる。意気に感じて」と語り「どんな試合状況になってもあきらめない雰囲気がある」とチームの現状を明かす。

 以降はリリーフ陣も森原、ウェンデルケン、伊勢とバトンをつなぎ、最後は山崎が試合を締めた。6連勝は昨年8月に8連勝を収めて以来。中日には今季4戦全勝と抜群の相性を誇っており、相手のスキにつけ込み、つかんだ流れを手放さない見事な野球で逆転勝利をものにした。

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