日本ハム・伊藤 2敗目に「魂を燃やしきれていない」次戦へ「自分がしっかりすればチームもいい方向に行く」

 2回、先制を許し、ベンチに戻る伊藤(撮影・中島達哉)
2回、ロッテ・井上(奥)に先制2ランを浴びた日本ハム・伊藤=撮影・中島達哉
先発の日本ハム・伊藤大海=エスコンフィールドHOKKAIDO(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム3-4ロッテ」(19日、エスコンフィールド)

 日本ハムは終盤の追い上げも1点届かず4連敗。借金は8に膨らんだ。

 先発は侍ジャパンで活躍した伊藤大海投手(25)。チームの連敗ストップと自身の今季初勝利をかけて本拠地初登板。二回に井上に先制2ランを浴びるなど6回5安打4失点。今季3試合目の先発で2敗目を喫した。

 「ふがいないというか、なんか魂を燃やしきれてないというか、その自分の良さをすごい見失ってる感はあるので。そこを1回自分で火をつけられるようにやっていけたらなと思います」とこの日の登板を振り返った。

 侍ジャパンで中継ぎとして世界一に貢献。帰国後は先発ローテーションとして臨む。“魂を燃やしきれない”原因に国際舞台とペナントレースの“温度差”を問われると「帰ってきてすぐはありましたけど。今はもう全然それはないです」と否定。「自分にもしかしたら甘えてるのかなっていうのはありますし、なんとなくこう最低限の仕事すればいいやっていう」と説明した。

 次回登板に向けて「ひたむきにありたい。自分はこうでなきゃいけないっていう思いを持ち続けて、そこに向かって取り組んでいく必要があると思います。自分がもっとしっかりすれば、チームも僕もいい方向に行くと思う」と語る。自らを奮い立たせて、本来の姿をマウンドで披露する思いだ。

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