日本ハム・江越「あばら」骨折もフル出場「大丈夫なので」開幕前には右手首骨折 新庄監督「気合いは十分ある」

 8回、三塁にすべり込む際に呉念庭(左)と接触する江越(撮影・中島達哉)
 2回、打者マキノンの打球を捕球する際にフェンスにぶつかる江越(撮影・中島達哉)
 8回、ベンチに戻る江越(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム2-6西武」(16日、エスコンフィールド)

 日本ハム・江越大賀外野手が9番・中堅でフル出場し、1安打。開幕前に判明した右手首骨折に続き、7日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で左あばら骨も骨折していたことが分かった。この日の試合後、新庄監督が明かした。

 骨折が判明し、新庄監督は「じゃあ、スタメンでいこうかって(笑)」と、9番・中堅で起用した。八回には安打で出場後、今川の左前打で快足を飛ばして三塁へ。三塁手・呉念庭と交錯したが、江越は平然した表情。呉は空中で一回転し、そのまま負傷交代となった。

 試合後も平然とした表情の江越は「大丈夫です、大丈夫だから試合に出ているので」とサラリと言い残し、足早に球場を後にした。

 阪神から移籍し、ハッスルプレーを続ける江越。新庄監督は江越が7日・オリックス戦の死球で骨折が判明したとし、「こっち(左脇腹)もデッドボールで。こっちのほうがさらに折れてる。昨日ちょっと、咳するの苦しいというから。病院行ったら、パッカリ離れてて。じゃあ、スタメン行こうかと笑。あばら。すごいでしょう」と笑った。

 江越は開幕前に実戦練習で右手首骨折が判明したが、本人の強い希望で出場を継続。阪神から移籍し、今年にかける思いを新庄監督も買っており、「ヒット打って、あれだけ走れて、投げれて。抹消はしない。気合いで。気合いは十分あるから。気合いは十分あるけど、メンタルは弱いって本人が言ってました」とうなずいた。

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