日本ハムの先発・上沢 3回完全も突如暗転で3失点 外崎の頭部死球で動揺か、以降制球乱す

 4回、3失点しベンチに戻る上沢(撮影・中島達哉)
 4回、上沢(左)が外崎に与えた死球について協議する審判団(撮影・中島達哉)
 4回、外崎に死球を与えてしまった上沢(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-西武」(15日、エスコンフィールド)

 日本ハムの先発・上沢が四回、3点の先制を許した。

 三回まで1人の走者も出すことなく、完璧な投球内容。だが、四回に突如制球が乱れた。先頭の愛斗に左前打を浴びると、1死二塁で外崎には頭部死球を与えた。カーブがすっぽ抜けた形で、危険球退場にもならなかった。

 だが、外崎は治療で一時ベンチに戻るなど、球場は騒然とした雰囲気になった。治療後、外崎は一塁にダッシュで向かうなどプレーを再開したが、動揺したのか制球が甘くなった。

 マキノンにスライダーを中前に運ばれ、中前適時打で先制点を許す。さらに2死に、三塁からペイトンに初球、高めに浮いた148キロを左翼線に運ばれ、2点の追加を許した。悔しそうに天を仰ぐ上沢。思わぬ投げミスから3点を失った。

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