日本ハム・新庄監督 北山を先発に配置転換「面白いかなと思って」北山自身も「ありがたいこと」

 日本ハムの新庄剛志監督(51)が2年目の北山亘基投手(24)を先発に転向させる考えを明かした。「先発も面白いかなって思って」と示唆。北山はこの日出場選手登録を抹消。先発として調整する。

 北山の先発は昨季の開幕投手以来となる。当時は新庄ビッグボスの“奇策”でいきなりのブルペンデーとなったための措置で、1年間クローザーを含むリリーフとして登板。55試合に登板し3勝5敗9セーブ16ホールドの成績を残した。今季もクローザー候補として調整してきたが、勝ちパターン継投に入れない現状だ。

 建山投手コーチは「リリーフで置いていて、今もあまり使っていない状態で、僕たちも宝の持ち腐れじゃないけど、彼の生かし方というのをしっかり考えていくときと思っている」と転向理由を説明。最速156キロの直球に加えて、多彩な変化球も投げ分ける。それだけに「(先発で)もっともっといいものが出ると思うので」と適正を見極めた上での決断だった。

 北山は「僕自身もいずれは挑戦したかったことなので、ひとつチャンスととらえてしっかりやっていきたいと思います」と前向き。「今、このタイミングで挑戦させてもらえるのはありがたいことなので、やるからには戦力になれるようなピッチングができるようにしっかりやっていきたい」と意気込みを示す。新たな役割を努め上げる思いだ。

 新庄監督は「マウンドで考え込むから。先発でリズム良くぽんぽんぽんぽんぽーんって投げさせたら、(ボールが)浮いてくるのが直ってくるかなと思って」と言う。配置転換でその能力を最大限に発揮させる考えだ。

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