法大・尾崎完太 慶大・清原との対戦に「お父さんがすごいので意識した」自己最速の150キロで一飛に打ち取る

7回無失点と好投した法大・尾﨑=神宮球場(撮影・園田高夫)
投打のヒーローの法大・高原(左)と尾﨑=神宮球場(撮影・園田高夫)
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 「東京六大学野球、法大10-0慶大」(8日、神宮球場)

 法大が慶大を下し、先勝した。今秋ドラフト候補に挙がる尾崎完太投手(4年・滋賀学園)が7回3安打無失点と好投。自己最速を1キロ上回る150キロを計測するなど躍動し、チームを勝利に導いた。

 3-0の二回2死走者なしの場面だ。西武、巨人などで活躍した清原和博氏の長男・正吾内野手(3年・慶応)との対戦。「お父さんがすごいので意識しました。ゾーンの中で打たれたら仕方ないと思って、気持ちでは負けないように投げました」と自己最速を更新する150キロ直球で一飛に打ち取った。

 この冬は主に下半身のトレーニングを行い、制球力に磨きをかけた。動画を見て自身のフォームを研究し、「リリースポイントが後ろの方だったので、前にした」と改善。その結果、「コントロールが良くなって、球にもスピンがかかって、球速以上の球がいっている」と手応えを感じている。

 ドラフトイヤーの開幕初戦で快投を披露し、幸先の良いスタートを切った左腕。「プロは頭にある。プロを目指して頑張ります」。チームの勝利とともに、自身の夢もつかんでみせる。

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