U18の候補合宿を打ち上げ 馬淵監督は山形中央の二刀流、武田を高評価
U18日本代表候補選手による奈良県内のグラウンドで行っていた強化合宿が6日、打ち上げた。馬淵史郎監督(67・明徳義塾監督)は「ちょっと違うなと思ったのは山形中央の武田君。瞬発力のすごさは目につきましたね」と、山形中央の二刀流、武田陸玖投手(3年)を高く評価した。
武田は5日に行われた紅白戦の第1試合に先発し、2回を投げて3安打されながらも無失点。2度もけん制球で一塁走者をアウトにするなど、投手力の高さを示した。打撃でも徳島商の右腕・森煌誠投手(3年)に遊撃内野安打と中前安打を放ち、存在感を発揮した。
3日間の合宿を終えた武田は「レベルの高い人たちと一緒に野球をやらせてもらって、自分の現在地とか、他の選手の動きを見てすごいなと思ったこともあったし。それを今後の人生というか、練習にも生かしていこうかなと思ったりして、本当にいい経験ができたと思います」と充実感を漂わせた。



