DeNA4年連続開幕連敗 山崎でまさか「打たれるか、抑えるか。それが守護神」
「阪神6-5DeNA」(1日、京セラドーム大阪)
うそであってくれ…。DeNA・山﨑康晃投手(30)はマウンド上でただ、呆然と立ち尽くした。4時間26分の死闘を痛恨の逆転サヨナラ負け。「自信を持って投げた1球です。自分の判断ですし、キャッチャーとコミュニケーションをとって決めた1球。人のせいにはできない」。守護神として背負うものがある。表情は厳しかった。
同点で迎えた延長十二回、2死までは順調だった。だが、ここから暗転。2死満塁とつながれ、近本に最後は直球を痛打された。
4年連続で開幕は連敗発進となった。だが、うつむいている時間はない。「打たれるか、抑えるか。それが守護神」。マウンドでの借りはきっちりと返す。悔しさを糧に、山崎がリベンジのマウンドへ。頂点への挑戦は逆境から始まる。