あと一歩 能代松陽が王者・大阪桐蔭を追い詰める 西谷監督も感服「苦しめられた」

 大阪桐蔭に完封負けを喫し、スタンドの応援団のもとにあいさつへ向かう能代松陽ナイン(撮影・北村雅宏)
 7回の攻撃前にナインを激励する能代松陽・工藤明監督(中央)=撮影・開出牧
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 「選抜高校野球・3回戦、大阪桐蔭1-0能代松陽」(28日、甲子園球場)

 王者を追い詰めた。秋田の能代松陽は連覇を狙う大阪桐蔭を相手に0-1の惜敗。エース森岡はスクイズで決勝点を奪われたが、8回99球を投げ、2安打1失点と好投した。これには大阪桐蔭の西谷浩一監督も「攻めの投球の前に苦しめられた。捕手の配球も良かった」とうなったほどだった。

 痛かったのは7回。幸運な内野安打と四球、暴投で1死二、三塁の先制機をつくりながらあと1本が出なかった。勝機はあっただけに工藤明監督は「悔しいです」と切り出し「積極的な打撃で立ち向かっていったが、7回の場面だけ消極的になったのが残念」と無念の思いを口にした。それでも大阪桐蔭を相手に互角の勝負を演じたのは大きな自信になったはず。夏につなげたいところだ。

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