能代松陽 女子部員2人の応援部がアルプススタンドから声援 初の声出し応援に「不安だけど頑張りたい」

 試合前にエールを送る能代松陽応援部の(左から)猿田副部長と半田部長
 三塁側アルプススタンドに詰めかけた石橋の応援団(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・2回戦、石橋-能代松陽」(21日、甲子園球場)

 センバツ初出場で初白星を狙う能代松陽(秋田)は2人の女子応援団が、アルプススタンドから声援を送る。

 同校は能代商と女子校だった能代北が統合し、13年に誕生。現在、応援部は部長の半田呼夢(こゆめ)さん(3年)と副部長の猿田莉生さん(2年)の2人で活動している。

 昨夏の甲子園でもアルプススタンドで応援したが、声出し応援は初。半田さんは「私が入ってからは声出し応援をしたことがなかったので、今もすごく不安なんですけど、伝統あるものをやらせてもらうので、なるべく元の通りにできるように頑張りたい」と、試合前にはエール交換では、緊張しながらも大声で声援を送った。

 衣装は能代北時代から続くはかまを着用。猿田さんは「他の高校ではあんまり見ないので特別感があってかっこいいなと思います」と胸を張る。

 エール交換終了後にはすぐさまチアリーディングの服装に着替えて応援準備を整えた。試合が開始すると、1塁側アルプスからの声援に後押しされるかのように、初回に1点を先制。投げてはエースの森岡大智投手(3年)が六回終了までで1安打無失点と好投している。

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