慶応・清原勝児 センバツ前最後の練習試合で推定125mの場外弾「どんぴしゃで当たった」
「練習試合・明石商2-9慶応」(16日、明石商グラウンド)
慶応が快勝した。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)は「5番・三塁」で先発出場し3打数1安打1打点。センバツ前最後の練習試合で高校通算11号となるソロ本塁打を場外に放った。
0-2の二回、無死走者なしの場面で、明石商の先発左腕が投じた初球のインコース真っすぐを強振。「(前の打者が)インコースを攻められていたので張って、一球で仕留められた。どんぴしゃで当たって、自分の中でもいい感覚で打てました」と高く上がった打球は、高さ約25メートルの左翼ネットを越える推定125メートルの豪快な場外弾となった。
11日の東海大相模戦、14日の立命館宇治戦でも1本ずつ本塁打を放っており、1週間で3本目のアーチと絶好調。「初球から振れているというのが結果としてつながっているか分からないけど、ホームラン出ている要因かなと思います。ホームランが出ているのは自信になるので、甲子園で生かしたい。相手は関係なく自分たちができる野球をするのが大事。やれる準備をして、試合になったらやるだけ」と力を込めた。