ヤクルト・ドラ1吉村 4回0封!開幕カード3戦目先発も高津監督「ゼロではない」
「オープン戦、広島2-5ヤクルト」(12日、マツダスタジアム)
ヤクルト先発のドラフト1位・吉村(東芝)が4回1安打無失点、4奪三振と好投した。ここまでの実戦3試合で計9回無失点。高津監督は「(可能性は)ゼロではない」と、開幕カード3試合目の4月2日・広島戦(神宮)に先発する可能性を示唆した。
初回は先頭・秋山への四球など球数を要し、「気持ちが前に行きすぎた」と反省。修正すると三、四回はストライク先行で三者凡退に仕留めた。「ゾーン勝負が大事。今後も続けていきたい」と振り返り、指揮官も「ストライクの取り方を多彩に持っているのはすごい武器」と称賛した。
開幕3戦目に登板した場合、次戦は中6日で4月9日・阪神戦(甲子園)で先発する可能性が高くなる。2月25日のオープン戦(浦添)では阪神打線を2回無失点と封じ込め、岡田監督も「ええボール投げるよな」と警戒していた。即戦力右腕は「開幕に投げられるよう、合わせていければ」。着実に準備を進めていく。
◆吉村貢司郎(よしむら・こうじろう)1998年1月19日生まれ、25歳。東京都足立区出身。183センチ、85キロ。右投げ右打ち。投手。日大豊山、国学院大、東芝を経て2022年度ドラフト1位でヤクルト入団。最速153キロの伸びのある直球が魅力。




