プロ野球「22年のグラゼニたち」 昇給額1位はヤクルト・村上、昇給率1位は阪神・湯浅

 2023年度のプロ野球契約更改が注目を集めている。年末の12月27日にはオリックス・山本が2億8000万増の6億5000万円でサイン。他にも今オフは400%超の昇給率を勝ち取った選手も複数いるなど話題に。ここまでの各球団の契約更改を振り返る。(金額は推定)

 まず昇給額で見ればセ・パ両リーグのMVP選手が際立つ。先に触れた山本と共にヤクルト・村上は3億8000万増の6億円。村上に関してはプロ6年目、23歳での6億円到達で最速&最年少となった。

 他球団では…

巨人・中田=1億5000万増の3億円。

阪神・青柳=1億2000万増の2億4000万円。

ロッテ・中村奨=1億4000万増の2億5000万円。

西武・源田=1億4000万増の2億7000万円など。

 一方、昇給率で目立ったのは4選手で以下の通り。

阪神・湯浅=840%(500万円→4700万円)

ソフトバンク・藤井=669%(650万円→5000万円)

ヤクルト・長岡=450%(600万円→3300万円)

中日・岡林=441%(740万円→4000万円)

 昇給率でいえば、歴代3位となった湯浅だろう。10年度・福盛(楽天)の1036%(440万円→5000万円)、95年度・イチローの900%(800万円→8000万円)に次ぐ数字となっている。

 ちなみに未更改選手を除く来年度の高額年俸選手上位は

①山本由伸(オリックス)=6億5000万円

②柳田悠岐(ソフトバンク)=6億2000万円

③村上宗隆(ヤクルト)=6億円

③坂本勇人(巨人)=6億円となっている。

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