楽天・田中将 オープン戦2度目の先発で5回1安打無失点の好投 「いい登板だったと思います」
「オープン戦、楽天2-3ロッテ」(10日、草薙総合運動場野球場)
楽天の開幕投手に内定している田中将大投手が、オープン戦2度目の先発で5回1安打無失点と好投。順調な調整ぶりを見せた。
「全体通して前回よりも長いイニングを投げることができましたし、いい登板だったと思います」と納得の表情だ。
センターからホーム方向へ強い風が吹き続ける静岡のマウンド。「難しさはあった」というが、伸びのある直球、低めに制球された変化球の精度は抜群。五回2死までパーフェクトピッチングと全く相手を寄せ付けなかった。
オフからフォームの変更に取り組んでいる右腕。日々試行錯誤を加える中で「一個一個ばらばらの動きではなくて、一連の動作で投げられるようになってきました」と完成度も上がっているという。
これでオープン戦2試合の登板で計9回無失点。「そこを重視するわけでもないですけど、結果が出てればいいんじゃないですかね」と表情を引き締めた。
30日の開幕戦まで、多くて2試合の登板が見込まれる右腕。「あとは残りの登板、調整する時間を含めて、しっかり自分のものにしたい」。チームの大黒柱は、準備を整えてその時を迎える。




