楽天・早川が3回無安打無失点の好投 石井監督も評価「真っすぐの精度が上がっていた」
「オープン戦、楽天5-4DeNA」(8日、草薙総合運動場野球場)
オープン戦2度目の登板となった楽天・早川隆久投手が、3回無安打無失点と好投。「前回の浦添の時と比べたら、緊張感もなく落ち着いて投げられた」と振り返った。
前回登板、先月26日のヤクルト戦(浦添)では、二回途中5失点と苦しんだ左腕。この日は伸びのある直球を軸に、しっかりと修正してきた。
六回からマウンドに上がると、最速146キロの直球、チェンジアップやスライダーを織り交ぜ、3つの三振を奪うなど、危なげない投球だった。
試合後、石井監督は「前回より全然よかった。彼の特徴である角度、真っすぐの精度が上がっていた」と評価。昨年10月に行った左肘の手術からの順調な回復も確認しつつ「焦らずやっていけばいいんじゃないかなと思います」と語った。
一方で前回登板後、全力投球に自然と制御がかかっていると話していた早川は「防衛反応的なものは薄くなってきてる」と一定の手応えを口にし「もう一段階上げていきたい」と次戦を見据えた。





