日本ハム・矢沢 初回初球先頭弾 プロ初1番で人生初!ドタバタ打席で離れ業

 1回、右越えソロを放ちナインとタッチをかわす矢沢(撮影・開出牧)
 1回、右越えにソロを放つ矢沢(撮影・中田匡峻)
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 「オープン戦、日本ハム8-6阪神」(26日、タピックスタジアム名護)

 上空の分厚い雲も、いきなり3点を失った嫌なムードも、最初のスイングで払いのけた。1回裏。「1番・右翼」で出場した日本ハム・ドラフト1位の矢沢(日体大)が西勇の初球をフルスイング。弾丸ライナーが右翼ポール際芝生席で弾んだ。人生初の先頭打者初球本塁打の離れ業をやってのけた。

 「長く野球を続けてきた素晴らしい方から打てたのでうれしかった」。守備に就いて、1番打者としてプレーするのはプロ入りして初。「1打席目は間に合っていないですね。アナウンスされて、2回くらい素振りして打席に入ったっていう感じで」。ドタバタで入った打席。それでも初球を完璧に仕留めてみせた。

 三回には足で魅せた。B・ケラーの暴投で坂本が少しだけ後逸したスキを突いて三塁から間一髪、ホームを陥れた。「足でもアピールしたい。いいスタートが切れたと思います」と満足そう。新庄監督も「俺の次に速いんじゃないかな?」と評価した。

 ここまで実戦で13打数9安打。この日は1番打者としての適性も披露した。指揮官は「面白いね。長打が打てる1番。積極性が良い。タイガースの近本君も初球からガンガンいく。(チームを)乗せてくれるのは1番バッターとして大事」と目を細める。近本タイプの“攻撃型トップバッター”として矢沢が名乗りを上げた。

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