谷繁氏が明かす第1回WBC米国戦の誤審 「何やってんの?」ベンチの様子も語る

 谷繁元信氏
 8回のタッチアップをめぐり、判定が覆ったことに抗議する王監督(2006年撮影)=共同
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 野球評論家の谷繁元信氏が24日、自身のYouTubeチャンネル「谷繁ベースボールチャンネル」に新規投稿。第1回WBCの2次リーグ初戦・米国戦で、同点の八回に起こった誤審の場面について、ベンチの様子を赤裸々に明かした。

 「あの誤審ね。例の」と評した谷繁氏。犠飛で勝ち越したかと思われたが、三塁走者・西岡のタッチアップが捕球よりも早かったと判断され、幻に終わったシーンだ。

 「え!?何言ってんのみたいな感じで、ベンチは。何が起こったんだって」と率直な心境を明かし、ベンチで宮本と話した際に「アメリカの監督がサードのところにいって『たぶんアウトになるぞ』ってベンチで言ってた。そしたらアウトになって『ほらな』って。俺は正直、あれはアウトにはならねえぞって言ってた」

 結局、日本は勝ち越すことができず試合はサヨナラで敗れた。「これがTHE国際試合。あれでWBCが注目されたんだよね。王さんも抗議に行ってくれて『よしみんなで行こう!!』っていうふうになった。その試合はもう流れはこなかったけど、良いように言えばこういうことがあって世界一になれたと思えばいい思い出」と振り返っていた。

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