日本ハム・新庄監督「勝ちたかった」 “勝利の方程式”構築急務 序盤リードも逃げ切り失敗

 ベンチで戦況を見つめる新庄監督
 196日ぶりに実戦登板した宮西
 ベンチで戦況を見つめる新庄監督(左)。手前はバントする伏見
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 「練習試合、日本ハム4-4中日」(18日、タピックスタジアム名護)

 課題が浮き彫りになった一戦だった。2点リードで迎えた終盤、七、八、九回に1点ずつ奪われて、一時は逆転を許した。日本ハム・新庄剛志監督(51)は序盤のスコアを挙げて「2-1で勝ちたかった」と逃げ切り失敗を悔やんだ。

 昨季も固定できなかった“後ろ3人”。八回は今キャンプ好調だった福田が同点とされ、九回は抑え候補の北山が勝ち越しを許した。リリーフについて「俺も意見は言うけど、まずは建山(投手)コーチの意見を聞いて」と話すにとどまった。

 建山投手コーチは「三振のとれる、四球を出さない投手」とリリーフの適性を語る。その上で、北山、石川、ロドリゲスの名前を挙げたが「悩ましいですね。青写真、ないですね」と現状では白紙に近い。開幕まで40日。“勝利の方程式”の構築は急務だ。

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