オリックス シュウィンデルが吉田正の穴埋める コットン「日本のやり方学ぶ」

 「オリックス春季キャンプ」(10日、宮崎)

 オリックスの新外国人、フランク・シュウィンデル内野手(30)とジャレル・コットン投手(31)が10日、宮崎市のSOKKENスタジアムで入団会見。レッドソックスへ移籍した吉田の穴を埋めるクリーンアップ候補のシュウィンデルは「日本一をもう一度。その中でしっかりと打点を稼いで優勝に貢献したい」と抱負を語れば、勝利の方程式入りを期待される右腕のコットンも「しっかりと良い投球をして、日本一を勝ち取る」と意気込んだ。

 メジャー通算22本塁打で右打ちのシュウィンデルは昨季、カブスで鈴木とチームメートで「取り組む姿勢など感銘を受けた」と同僚の背中に学び、屋内練習場で打撃練習に取り組んだ。

 メジャー通算17勝右腕のコットンはメジャーでダルビッシュ、前田とチームメートになった経験があり「一生懸命に取り組む姿勢を学んだ。日本のやり方を学んでフィットしていけるようにしたい」と日本野球への適応に努める決意を示した。

 ◆フランク・シュウィンデル(Frank Schwindel)1992年6月29日生まれ、30歳。米国出身。185センチ、100キロ。右投げ右打ち。内野手。セント・ジョーンズ大から13年ドラフト18巡目でロイヤルズ入団。19~20年はタイガースでプレー。21年にアスレチックスに移籍し、同年途中から22年までカブスに在籍。メジャー通算22本塁打。打率・269。

 ◆ジャレル・コットン(Jharel Cotton)1992年1月19日生まれ、31歳。米国出身。180センチ、91キロ。右投げ右打ち。投手。背番号42。イースト・カロライナ大から12年ドラフト20巡目でドジャースに入団。16年からアスレチックス、20年はカブス、21年はレンジャーズに在籍。22年はツインズ、ジャイアンツでプレー。23年からオリックス。メジャー通算17勝12敗、防御率4・50。

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