新庄監督「すごくいい練習」 八木コーチ発案の珍トレ絶賛も選手に注文「俺なら11回やってた」

 笑顔で外野を指さす新庄監督=撮影・伊藤笙子
 ロングティー前に腕立て伏せをする阪口(右手前)にバットで追い込む清宮(左)=撮影・伊藤笙子
 野手陣を集め、ロングティーの説明をする八木打撃コーチ(左端)=撮影・伊藤笙子
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 「日本ハム春季キャンプ」(7日、名護)

 新庄剛志監督が八木裕打撃コーチ発案の“珍トレ”を絶賛した。

 全体練習が終わるとバックネット前に、ボールが詰め込まれた箱が並ぶ。普通にロングティーが始まると思われたが、打つ前に腕立て伏せ10回のノルマが課せられた。

 不思議な光景にも見えるが、新庄監督は「あれはすごいいい練習です」と語り始め、「俺も(現役時代に)やってたんですけど」と告白した。新庄監督はダンベルを持って、二の腕を鍛える筋トレ「アームカール」を1時間半。その後に素振りを繰り返していたと明かし「乳酸たまって、そのスイングの軌道を覚えるという。八木コーチがどの意識でやったのかは聞いていないが、すごいいい練習」と効果を明かした。

 その上で10回のノルマに「あそこで俺なら、(腕立て)10回だったけど、俺なら11回する。俺は差を広げたいタイプだったからね。トータルしたら何回、余分にやりますか」と経験を基に選手には、さらなる向上心を求めた。その上で「あとウオーミングアップでも、俺が意識したのはここまでというところから、1・5メートル先で終わってました。これをやっていたらちょっとは差が開くんじゃないか、レギュラーをとるのが早くなるんじゃないかという意識は持っていて。年間にしたら何本増えるんだという話。俺はね」と注文も忘れなかった。

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