ロッテ・山口が打撃に手応え十分 51スイング中9本柵越え「最高に近いバッティングだった」 目標は30本塁打

 フリー打撃で快音を響かせる山口(撮影・開出牧)
 風船トレを導入した山口(撮影・開出牧)
 フリー打撃で快音を響かせる山口(撮影・開出牧)
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 「ロッテ春季キャンプ」(3日、石垣島)

 ロッテの山口航輝外野手が、フリー打撃で51スイング中9本柵越えをマーク。「3日間、バッティングしてますけど徐々によくなっている。今日のバッティング練習は自分の中では、最高に近いバッティング練習だった」と、手応えを得た。

 風船を使った打撃練習に取り組んでいる。この方法は、1月に沖縄で行った自主トレで、山川から教わったもの。おなかに力が入ることで、打球への力の伝わり方が変わるといい、「おなかに力を入れて、ためたものを一気に出す。おなかに力を入れとくっていうのを意識してます」と、説明した。

 「今年はお尻をテーマにしてやろうと決めていた」と、チューブを使ったお尻のトレーニングにも取り組んでおり「構えた時に力をためられるように。下半身の力を使って打てている感じがする」と、効果を感じている。

 トレーニングのおかげもあり、お尻のサイズアップも実感。「多分ちょっとジーパンきつくなってた。今年ケツ破れました」と、履いていたジーパンのお尻が気づかぬうちに裂けてしまったハプニングも。少し恥ずかしそうにカミングアウトした。

 目指すは30本塁打。昨季は16本塁打を放ちチームトップに輝いた山口。今季はさらに上の「30本目指してっていうか、達成します」と宣言した。

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