ロッテ松川虎生 ヤクルト中村との合同自主トレ「すごく勉強に」開幕スタメンへ攻守で成長誓う

寒い中自主トレに励んだ松川(球団提供)
守備練習に励む松川(球団提供)
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 ロッテ・松川虎生捕手が27日、ロッテ浦和球場で自主トレを公開。今月9日から行っていた、日本代表に選出されたヤクルト・中村との合同自主トレを「すごく勉強になりましたし楽しかったです」と充実した表情で振り返った。

 日本の扇の要から、スローイングの技を学んだ。これまでは、捕球してから素早く投げることを意識するあまり肩に負担がかかり、球威の弱さが課題となっていた。それに対し「ひねりっていうか、(左)肩をセカンドに向けて投げるとボールにも力がいくっていうのを教えてもらった」。助言を吸収し、「やっていけてるかな」と既に成長を実感している。

 打撃にも力を入れている。昨季は高卒新人史上3人目の開幕スタメンマスクをかぶり、76試合に出場したが打率は・173、0本塁打と課題が残った。

 克服のため現在はスローボールでの打撃練習で特訓中。「自分のポイントで打つことが大事になってくる。速いボールだとちょっと詰まってこすってでも打球が分からないけど、遅いボールだと力の伝わり方がボールに現れてくる」と意図を説明した。

 今季に向けては「ホームランを1本打てるように。打率も2割は超えないと捕手として使ってもらえないので2割3分は絶対打てるように1日1日1打席1打席を大事にしてやっていければ」。攻守でレベルアップし、史上2人目の高卒から2年連続開幕スタメンマスクを狙う。

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