福留孝介氏 WBC世界一の鍵は「豪州戦」 アテネ五輪の経験語る キーマンに岡本、山川指名

 会見に登場した里崎智也氏(左)と福留孝介氏(撮影・吉澤敬太)
 侍ジャパンの活躍に期待する里崎智也氏(左)と福留孝介氏(撮影・吉澤敬太)
 侍ジャパンの活躍に期待する福留孝介氏(撮影・吉澤敬太)
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 元中日の福留孝介氏が25日、都内ホテルで開かれたPrime Videoの「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(WBC)」配信に関する記者会見に、元ロッテの里崎智也氏と登壇。3月12日に行われる1次ラウンド・オーストラリア戦(東京ドーム)を世界一奪取の鍵に挙げた。

 06年の第1回大会、09年の第2回大会と、連覇に貢献するなど、国際大会の経験も豊富な同氏は「僕はオーストラリアに嫌な思い出がありまして」と回顧。アテネ五輪の野球日本代表として出場した04年、予選リーグで敗れると、準決勝でも0-1で敗戦。悲願の金メダルを逃し、銅メダルに終わった苦い経験がある。

 同氏は「自分が国際大会で、アテネでやられた。油断していると足をすくわれる。もちろん勝つのを信じているが、油断しないでほしいのはオーストラリアですね」と体験談を踏まえたエール。さらに、キーマンには巨人の岡本、西武の山川ら右打者の名前を挙げた。「大谷や鈴木誠らアメリカでも有名な選手は警戒される」とし、「みんなが打てるにこしたことはないけど、警戒される中では特に右打者ですね。2人が状態を上げて点が取れる状況を作れると、試合運びが楽になる」と期待した。

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