日本ハム 話題の“逆輸入”山口アタル 相棒は漢字練習帳「人志松本に手紙を書きたい」

 ビッシリと文字が書かれた漢字練習帳を手に笑顔を見せる山口
 ビッシリと文字が書かれた漢字練習帳を手に笑顔を見せる山口
 ビッシリと文字が書かれた漢字練習帳を手に笑顔を見せる山口
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 日本ハム育成ドラフト3位の山口アタル外野手(23)=テキサス大タイラー校=が8日、千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」で取材に応じ、野球で有名になり大好きなお笑い芸人、ダウンタウン・松本人志との対面する夢を語った。

 一足先に入寮を終えていた話題の逆輸入ルーキーは「実は持ってきたんです」と流暢な日本語を使いながらニヤリ笑った。父が日本人で、母はギリシャ人。カナダで生まれ、カナダで育った。初めて体験する異国での生活。「日本のラーメン大好き。毎日楽しい」と話す23歳は、漢字練習帳を肌身離さない。

 日本語習得へ半年前から毎日、漢字の勉強に励んでいる。得意な漢字は「水」。「書くのがめっちゃおもしろい。なぜか綺麗に書けます」と胸を張るが、「でも、他の漢字は全然ダメ。漫画の呪術廻戦を呼んで勉強しています。日本のアニメ、めっちゃおもしろい」と興奮気味に明かす。

 大学時代は投手として最速153キロを計測するなど、無限の可能性を秘めた選手だった。それでも「コントロールが悪かった」と打者転向を決断。日本でプロ選手になるために、12球団にメールで自作のプレー動画を送り、3球団の入団テストを経てドラフト指名を受けた。

 日本語を完全習得し、野球で成功した上でかなえたい夢がある。日本が大好きになった理由の1つに、ダウンタウン・松本人志の大ファン。かつて恒例だった日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特番「笑ってはいけない」シリーズが大好きだった。ここ2年は放送がないが「いずれ漢字のレベルが上がれば、手紙を送るかもしれないね。いつか会いたい鬼ごっこに出たいですね。まずは野球で有名にならないと」と、ジャパニーズ・ドリームを勝ち取っての共演を心待ちにしている。

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